【国家資格】柔道整復師資格試験に出題される問題は?過去問題付きで解説
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国家資格である柔道整復師の資格**を取得するためには、国家試験に合格する必要があります。どのような問題が出題されるのか、気になる方もいるでしょう。これまでにどのような問題が出題されたのか、具体的な内容と試験対策を紹介します。

目次

  1. 試験は全11科目と広範囲
  2. 必修問題は基礎的な問題が出題される
  3. 一般問題は基礎から応用までさまざま
    1. 過去問題を紹介
    2. 勉強のポイント
    3. アプリを使って学習を効率化
  4. 万全の対策で試験に臨もう

試験は全11科目と広範囲

柔道整復師の国家試験は筆記試験のみ、四肢択一のマークシート式で実施されます。試験は午前と午後に分かれて行われ、2020年度(2021年3月7日)では午前と午後で合わせて250問が出題されました。

試験時間は午前・午後とも2時間30分、合計5時間用意されています。試験科目は全部で11科目と広範囲かつ出題数もとても多いので、国家試験に向けて幅広く学びを深める必要があります。

【柔道整復師の国家試験の試験科目】

  • 解剖学
  • 生理学
  • 運動学
  • 病理学概論
  • 衛生学・公衆衛生学
  • 一般臨床医学
  • 外科学概論
  • 整形外科学
  • リハビリテーション医学
  • 柔道整復理論および関係法規 引用:厚生労働省「柔道整復師国家試験の施行」より

科目と出題数の多さから、国家試験に向けた対策に焦りを感じてしまうかもしれません。焦らず学校での勉強や模試に加え、過去問題を繰り返し行う自主学習を行い、知識を定着させましょう。

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必修問題は基礎的な問題が出題される

全250問の内、50問は必修問題です。必修問題では50問中40問以上の正解(正答率80%以上)が合格ラインです。受験する年によって問題数は変化しますが、合格ラインは変わりません。

必修問題では合格ラインとなる正答率が80%ととても高いため、間違いや勘違いがないように正しい知識を確実に身につける必要があります。

とはいえ、必修問題は基礎知識が中心なので何度も過去問などを繰り返して、知識の定着に努めましょう。

一般問題は基礎から応用までさまざま

一般問題は、必修問題に比べると難易度が高く、基礎以外の問題も出題されます。

一般問題は200問中120問以上の正解(正答率60%)が合格ラインです。必修問題と同じく受験する年によって問題数は変化しますが、合格ラインは変わりません。

過去問題を紹介

ここからは、過去に出題された実際の問題と過去問題に取り組む方法を紹介します。

【2020年度柔道整復師資格試験出題問題の例】

柔道の創始者はだれか。

  1. 磯正智
  2. 福田八布助
  3. 嘉納治五郎
  4. 飯久保恒年
    答え:3

柔道の挫礼で正しいのはどれか。

  1. 右足から坐り、右足から立つ。
  2. 右足から坐り、左足から立つ。
  3. 左足から坐り、右足から立つ。
  4. 左足から坐り、左足から立つ。
    答え:3

単因子遺伝性疾患はどれか。

  1. 統合失調症
  2. 糖尿病
  3. 血友病
  4. 痛風
    答え:3

消毒液と殺菌できる病原体の組合わせで誤っているのはどれか。

  1. クロルヘキシジン―結核菌
  2. 消毒用エタノール―MRSA
  3. 70%イソプロバノール―緑膿菌
  4. 次亜鉛酸ナトリウム―ノロウイルス
    答え:1

引用:公益財団法人 柔道整復研修試験財団「第29回柔道整復師国家試験問題」より抜粋

このように、柔道に関することから医療に関することまで、さまざまな問題が出題されます。柔道整復師の国家試験に合格したい場合、どのようにして勉強すればよいのでしょうか。

勉強のポイント

試験範囲が広いため、すべての教科の内容を完全に覚えるのは難しいでしょう。合格のためには「出題数が多い教科の正答率を上げる」よう、意識し勉強することが大切です。

出題数が多いのは、柔道整復学、解剖学、生理学、一般臨床学です。これらの教科を重点的に学習しつつ、必修問題対策として全体の科目の基礎的な知識を網羅します。

受験対策としての勉強には、過去問題に取り組む方法が有効です。過去問題を自分で解いてみて、わからない部分があれば反復学習します。この繰り返しで、自分の得意分野と苦手分野がはっきりとわかるので、苦手な部分でのミスを減らせるよう学習しさらに過去問題に取り組みます。

アプリを使って学習を効率化

スマートフォンやタブレットに過去問題に取り組めるアプリを入れておく方法です。アプリかがあれば、通学時間や入浴中、睡眠の前にも過去問題に取り組めます。

アプリ版国試対策」は、予備校や模試を運営している株式会社ジャパン国試合格が提供している国試対策アプリです。ジャパン模試がどこでも繰り返し受けられ、苦手な問題も繰り返し学習できるので、合格を目指す受験生にはピッタリのアプリです。

国試黒本」は、有料の国家試験対策アプリです。こちらは問題を解くだけでなく参考書としても利用できます。付箋をつけたり、苦手な問題をチェックしてまとめて勉強したりとさまざまな利用方法があります。

出先でじっくり勉強したいとき、思わぬ空き時間ができたときでも、スマホがあれば本格的な受験勉強が可能です。

万全の対策で試験に臨もう

柔道整復師の資格を取得するために、受験までしっかりと勉強に取り組みましょう。柔道整復師国家試験の合格には、必修問題で正答率80%以上、一般問題で正答率60%以上の結果を残さなければなりません。

資格取得に不安がある場合は、授業に加え、テキストやアプリで学びを深めるのも手です。学校での勉強、模試、自主学習とコツコツ勉強を重ねて、念願の合格を手に入れましょう。

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