柔道整復師の将来性について解説!資格を活かした働き方も紹介
(画像=aijiro/stock.adobe.com)

柔道整復師を目指すにあたり、将来性についても把握しておきたいところです。本記事では柔道整復師として長く活躍することができるのかどうか解説していきます。将来性に加えて、柔道整復師資格を活かした働き方やスキルアップの方法も押さえておきましょう。

目次

  1. 柔道整復師の将来性は高い!その理由とは
  2. 柔道整復師の資格を活かした働き方
  3. さらに将来性を高めるなら資格取得でスキルアップを目指す
  4. まとめ:柔道整復師は努力や工夫次第で働き方の選択肢が広がる仕事

柔道整復師の将来性は高い!その理由とは

柔道整復師の将来性は「高い」といわれています。その理由はどんなところにあるのでしょうか。

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柔道整復師の将来性が高い理由1:技術さえあれば長期にわたって活躍できる

柔道整復師はスキルを身につけ、国家試験に合格した人だけがなれる、いわゆる「手に職をつける」仕事です。技術さえあれば他の治療院に移っても活躍できますし、自ら整骨院を開業し年齢に関わらず働くことも可能です。患者様にとって唯一無二の頼れる存在になることができれば、さらに将来性も高まるでしょう。資格業であり、自分の腕一本で長く活躍できる仕事という面で、柔道整復師の将来性は高いといえます。

柔道整復師の将来性が高い理由2:地域医療を担う存在としての期待がより高まる

超高齢社会を迎えた現在の日本では、年齢を重ねても元気で過ごすための健康寿命の維持が重要視されています。高齢者が寝たきりになる原因の1つに挙げられるのは、転倒や膝の痛みなどです。筋肉や関節の損傷を扱う柔道整復師は、今後も高齢化が進むなか、地域医療で重要な役割を担う存在として、ますます活躍が期待されるでしょう。

柔道整復師の将来性が高い理由3:健康意識の高まりによるニーズ増

ピップ株式会社が2021年2月に行った健康に関する意識調査によると、自身の健康に対する意識が「高まった」と回答した人が26.2%、「やや高まった」と回答した人が51.8%と、新型コロナウイルス感染症の流行という背景もあり、健康志向は高まっている傾向にあります。

また、病気にかかってから治すのではなく、悪くなる前に対処するという予防医学への考え方も高まっており、体のメンテナンスやアドバイスを受けることのできる場である治療院へのニーズも増加しています。超高齢化社会であることも踏まえ、健康意識の高まりによるニーズは、今後ますます増えるのではないでしょうか。

柔道整復師の将来性が高い理由4:資格を活かして幅広いキャリアを目指すこともできる

柔道整復師の就職先は、整骨院や整形外科が主だった場所です。しかし、柔道整復師の資格を活かして、介護施設やスポーツに関する現場などでも働くこともできます。また、さらに自身が進む分野に関する別の資格を取得して、働き方の幅を広げることも可能です。キャリアの選択肢に幅があることも、柔道整復師の将来性が高い理由の1つでしょう。

柔道整復師の将来性が高い理由5:独立開業すれば高収入の可能性もある

治療院や整形外科でスキルを積んだのち、独立開業を目指す柔道整復師もたくさんいます。独立開業には技術力だけでなく経営力やマーケティング力などといった運営能力も必要になりますが、経営が上手くいけば高収入が得られる可能性もあるでしょう。独立開業を目指すのであれば、エリアマネージャーや院長を経験しておきたいところです。その点で、まずはグループ院でキャリアを積むのがおすすめです。

柔道整復師の資格を活かした働き方

続いては、上の見出しで紹介した資格を活かした働き方について、詳しく解説していきます。

主な働き場所である整骨院や整形外科クリニック

柔道整復師の資格を活かした主な働く場所は、治療院や病院の整形外科クリニックです。学んだスキル、得た資格をダイレクトに生かせる環境として、整骨院や病院の整形外科は最有力候補といえるでしょう。特に整骨院は、年々増加しているので、希望の勤務先を見つけやすいかもしれません。また、自身で独立開業できる「開業権」のある柔道整復師であれば、自身で治療院を設立することも可能です。

スポーツに関わる現場

柔道整復師の資格を活かして、スポーツジムやスポーツチームなどでトレーナーとして働くという選択肢もあります。昨今の健康志向から、スポーツジム人気は高まっており、柔道整復師の資格を生かしてトレーナーとして活躍することも可能でしょう。

また、プロスポーツチームと業務委託契約を結び、トレーナーとして所属する道もあります。プロスポーツのトレーナーなどは、ある程度の経験がないと就くことは困難ですが、柔道整復師の資格を生かした将来的なキャリアといえるでしょう。

介護現場

柔道整復師の資格により、介護施設における機能訓練指導員として働くこともできます。機能訓練指導員とは、運動機能に障害がある人に対し、リハビリ指導ができる人のことです。介護の現場では、1人以上の機能訓練指導員の配置が義務付けられていることに加え、介護施設の増加は高齢者の数に比例するため、高齢化社会が加速するなかで機能訓練指導員として働くことのできる柔道整復師のニーズは高まっています。

さらに、5年以上介護現場で実務経験のある柔道整復師は、ケアマネジャーの受験資格を得ることもでき、ステップアップも可能です。

さらに将来性を高めるなら資格取得でスキルアップを目指す

柔道整復師としての活躍の場を広げ、さらに将来性を高めるなら、ほかの役立つ資格取得も視野に入れてみましょう。たとえば鍼灸師資格。鍼灸治療は東洋医学に基づき、柔道整復は西洋医学に基づくため、治療の幅を広げることができます。就職や独立にも有利になるでしょう。

たとえば、スポーツトレーナーとして働きたいなら、民間資格であるアスレチックトレーナーの取得がおすすめです。スポーツ選手の最高のパフォーマンスを引き出すため、ケガの予防や緊急措置、リハビリ、コンディショニング、検査と測定、健康管理などを行うのが、アスレチックトレーナーの役割です。医療行為もできる柔道整復師資格と加え、携われる範囲が広がるでしょう。

介護現場で働くなら、介護分野唯一の国家資格である介護福祉士を取得するのもいいでしょう。機能訓練指導員として活躍しつつ、介護福祉士の資格を取得することで、活躍の場を広げられます。

まとめ:柔道整復師は努力や工夫次第で働き方の選択肢が広がる仕事

超高齢社会といわれる今、柔道整復師は地域医療の担い手として、今後はさらに存在感が高まると考えられます。また、これまでは治療院や整形外科という働き方が主だった柔道整復師ですが、スポーツに関わる現場や介護現場など、キャリアの選択肢が広がっているのも、将来性が高いといわれる理由の1つです。努力や工夫次第で、キャリアアップのできる職業が柔道整復師といえるのではないでしょうか。

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