【柔道整復師・鍼灸師】年内に就職先を決めるメリット 企業側のホンネをこっそり教えちゃいます!
(画像=beeboys/stock.adobe.com)

柔道整復師・鍼灸師を目指す学生の中には、国家試験後に就職活動をする方が多くいます。春から夏にかけては就活モードにならず、夏休み明けからは認定実技試験、卒業判定試験と国家試験受験のための大きな試験が続き、年明けからは国家試験対策で就活どころではないというのが本音でしょう。

国家資格ありきの仕事なので仕方がない面もありますが、実は就活は遅くなればなるほど不利になることをご存じでしょうか。可能なら夏休み中、遅くても年内に就職先を決めるメリットをお伝えします。

目次

  1. 「超売り手市場」の誤解 採用枠は国試後に残っているとは限らない
  2. 就活時期で変わる採用担当者のホンネ
  3. 就職先が決まると国家試験の成績もアップ?
  4. まとめ:希望の会社に入るには早めの就職活動がポイント!

「超売り手市場」の誤解 採用枠は国試後に残っているとは限らない

柔道整復師・鍼灸師の採用市場は一言で言えば超売り手市場です。「就職先はいつでも決められるから、まずは国家試験に合格してから就活しよう」と考える学生がいても不思議ではありません。

しかし、です。それは「どこでも良ければいつでも就職できる」という条件付きに過ぎません。安定している、急成長している、教育がしっかりしている、トレーナー活動に取り組んでいるなど、学生にとって魅力的な企業は、他の人にとっても魅力的な企業に映っています。こうした企業には、「応募したら入社できる」ではなく、「たくさんの応募者から選ばれる」必要があるということを頭に入れておかなければなりません。

企業は事業計画に合わせ、採用人数を決めて採用活動をしています。採用人数が満たされないと事業計画を見直すことになるので、採用担当者は採用人数を確保することを最優先で考えています。逆を言えば、事業計画以上の採用は経営面の影響を考えると相当の理由がなければ行いません。

また、どの企業も優秀な人材を採用したいものです。採用枠に余裕がある春~夏の時期ではなく、採用枠が埋まりかける国試後に就職活動をするということは、年内に就職活動をするよりも厳しい目で企業側に判断されるという点を知っておきましょう。

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就活時期で変わる採用担当者のホンネ

採用担当者の本音は「決められた採用人数を早く確保したい」です。決まった人数を採用できないと会社での自分の評価が下がる・事業計画が実行できない、といったプレッシャーの中で採用活動をしています。従って、採用枠に多数の空きがある時期には採用枠を埋めようと、採用基準を満たしている候補者がいれば内定をどんどん出して採用人数を確保します。

しかし、採用枠がある程度埋まってきた場合はどうでしょうか?

「もっと良い人材が応募してくるかもしれない」と採用担当者の考えに変化が生じてきます。より良い人材が応募してくる可能性を考え、今まで内定を出していたレベルの人材に対して合否の連絡を先延ばしにしたり、場合によっては採用を断ったりすることもあります。

年内の就職活動が重要なもう一つの理由は、年明けになると学生が国家試験モードに入り、ほとんど就職活動できないことを企業側が理解しているからです。採用担当者は国試後まで採用人数を増やせないことを理解しているため、年内に可能な限り内定を出したいと考えています。

また、既に就職活動に取り組んでいる学生も年内に就職先を決めて勉強に集中したいと考えています。従って、11月~12月は内定者が増える時期となります。採用担当者からすれば「年内にある程度の内定者を出して、国家試験後の採用活動は余裕のある状態で迎えたい」と考えるのも当然のことでしょう。

こうした事情から、応募者のレベルが同じでも応募の時期が違うだけで内定の可能性が大きく変わります。人気のある企業の場合、年明けや国試後には採用枠が既に埋まっている場合もあるので注意しましょう。

就職先が決まると国家試験の成績もアップ?

実は、就職先を早めに決めることは国家試験の成績にも良い影響を与えます。

採用担当者は国家試験に合格するか分からない学生の人柄を評価して内定を出しています。万一、国家試験に不合格になると入社できなくなり、採用人数が減ってしまうことになります。内定者自身も、内定を出してくれた企業の信頼に応えて必ず合格しなければならないと気が引き締まります。

そこで、今まで以上に勉強に集中して成績が上がるので、結果的に国家試験合格の可能性が高くなります。実際に内定前はクラスで真ん中より下の成績だった学生が、内定後にグングン成績を上げて合格を手にした例はたくさんあります。

また企業の中には、内定者に合格してもらうためのサポートを実施しているところもあります。コロナ禍の影響でオンライン授業が多くなり、勉強方法が分からず成績が伸び悩むケースが出てきました。企業側からしても国家試験に合格してもらわないと、仮に入社しても業務上任せられないことが多くなってしまいます。

そのため、国家試験対策の講師を招いて勉強会を開催したり、国家試験対策予備校と提携して内定者向けにオンライン授業の配信や模擬試験の実施をしたりしています。国試前に就職先を決めるとたくさんのメリットがあると言えます。

まとめ:希望の会社に入るには早めの就職活動がポイント!

国家試験に合格するまでは就職活動どころではないという気持ちは理解できます。しかし、国家試験合格はスタートであってゴールではありません。大切なのは国家資格を取得してから自分が思い描いた夢を実現することです。夢を実現するための第一歩は希望の就職先で自分の夢の実現に必要な経験を積むことです。希望の就職先に入社するためにも、年内に就職先を決めてしまいましょう。

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