履歴書の書き方 柔道整復師・鍼灸師の就活で差をつける方法
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超売り手市場の治療院業界では、学生時代に就職活動の基礎を教わらなかったという方が少なくありません(参考記事:柔道整復師・鍼灸師の転職活動 失敗しないために押さえておきたいポイント7つ )。履歴書の書き方や記入のポイントを知らずに就職活動・転職活動を始めてしまう方もいるほどです。

しかし、柔道整復師・はり師・きゅう師の資格者は近年増加傾向にあり、企業が求職者を評価する基準も年々上がってきています。これまで大目に見られていた面接マナーや履歴書の書き方も合否に影響するようになってきました。

履歴書は求職者の人となりがよく表れます。希望の就職先を勝ち取るため、採用担当者に好印象を与える履歴書の書き方をご紹介します。

目次

  1. 履歴書があなたの第一印象を決める
  2. 志望動機には「絶対NGワード」がある
  3. 字のうまい下手より注意すべきこと
  4. 1文は長くても50~60文字以内に
  5. 転職の場合は職務経歴書も作成しよう
  6. まとめ:ライバルに差をつける履歴書で夢を叶えよう

履歴書があなたの第一印象を決める

履歴書を作成するにあたって覚えておきたい基本的なルールがあります。

例えば、空欄をつくらない、西暦と和暦のどちらかに統一して記入する、在職中の場合は職歴の最後の行に「現在に至る」と記入する、などです。

読者の中には「堅苦しいな。会って話せば分かるのに」と思う方もいることでしょう。しかし、ルールに従って記入することがあなたの第一印象を決めると言っても過言ではありません。

履歴書で見られているのは「常識のある人かどうか」という部分なのです。お互いに異なる価値観や個性がそのままぶつかってトラブルになるのを防ぎ、気持ちよく過ごすために存在するのがルールです。

ルールを守れないということは、最低限のことすら守れない人間だとも言えます。企業は履歴書を見てあなたという人間を判断することを忘れず、事前に記入のルールを調べておきましょう。

志望動機には「絶対NGワード」がある

志望動機の欄もつまずきやすいポイントの一つです。少しの工夫の違いが採用担当者からの評価を左右します。

例えば、「説明会で話を聞いて、成長できる環境だと思い志望しました」といった、求職者の人柄が全く見えない志望動機はもちろんNGです。

応募企業ごとに志望動機を考えずに済むので楽になるという気持ちは理解できます。しかし、毎年多くの履歴書を見ている採用担当者からすると、「ああ、他の企業でも使っているのだろうな」と白けてしまいます。空欄で提出した方がまだマシと言えるほど印象が悪くなるので絶対にやめましょう。

おすすめは、志望企業が強調していることを自分の志望動機と結び付けて記入することです。このことは他業界では常識なのですが、治療院業界では自分のやりたい事を記入するだけで会社に関する内容が全く記入されていない履歴書をしばしば見かけます。

残念なことに、治療院業界では企業のコーポレートサイトやパンフレットを見ている学生や転職者が驚くほど少ないのです。

採用担当者はライバル企業より求職者にアピールしたいと知恵を絞ってコーポレートサイトやパンフレットを作成しています。にもかかわらず、実際に面接で確認するとほとんどの人が見ていないのです。

採用担当者も人です。自分が時間をかけて作成したものを相手がきちんと見てくれていることが伝わるだけで印象が良くなるものです。求職者にとっても、自分の志望動機と結び付けようとすることで、本当にこの会社は自分に合うのかどうかを確かめることもできます。

字のうまい下手より注意すべきこと

手書き・パソコンのどちらで書いても特段の影響はありません。心配であれば事前に採用担当者に確認しておきましょう。

それよりも注意しなければいけないことは、字のうまい下手ではなく気持ちを入れずに適当に記入することです。適当に記入した履歴書は採用担当者にはひと目で見抜かれると思ってください。

履歴書は応募者の人柄を表すものです。「履歴書を適当に書くような人は仕事も適当にやるに違いない」と判断されます。

逆に、一生懸命記入した履歴書は字が汚くても気持ちが伝わってくるものです。面接でも何気なく話を振ったときに、下書きして何度も直して一生懸命記入したことが伝わってくると、「真面目な性格だな」と評価が上がります。

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1文は長くても50~60文字以内に

文章の長さにも気を付けましょう。1文は長くても50~60文字以内に抑えることを意識してください。

人は文章を読むとき、「理解する」という行為と「記憶する」という行為を両立させています。長すぎる文章は最初の方の内容を忘れることもあり、読み手に再度の確認を必要とさせます。

文章を短くすることは、余分な部分をそぎ落とすということです。相手にとって読みやすい文章が書けるということは、コミュニケーション能力が高いと判断され、面接でも評価が上がります。

自分の考えをしっかり相手に伝えることは社会人にとって重要な能力です。特に人対人の仕事である治療家にとっては必要なスキルなので意識しましょう。

転職の場合は職務経歴書も作成しよう

転職の場合は職務経歴書も作成しましょう。職務経歴書を作成していない求職者が多い中、採用担当者に熱意をアピールできます。

口下手で自分のアピールポイントを上手に伝えられない求職者にとっては、自分の魅力をアピールしてくれる強力な味方にもなります。

作成する際のポイントは退職理由をポジティブに記入することです。さまざまな理由で転職活動をするわけですが、職場環境の不満を前面に出すのはネガティブなイメージを与えることになるので避けた方が良いでしょう。

まとめ:ライバルに差をつける履歴書で夢を叶えよう

超売り手市場の治療院業界では履歴書の書き方にまで気を配る求職者は少ないのが現状です。しかし、資格者が毎年増えていく中で希望の就職先に入社する確率を上げるには有効な手段の一つでもあります。作成する中で本当に転職したいのか、自分の求める就職先であるのかを見極めることにもつながるかもしれません。ライバルに差をつける履歴書で自分の夢を実現する就職先への入社を実現しましょう。

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