【国試合格体験談】女性鍼灸師が実践した国試直前の勉強方法
(画像=wbtky/stock.adobe.com)

目次

  1. 鍼灸師を目指したきっかけ
  2. 国家試験直前の勉強方法
  3. 1ヶ月前に実践していた勉強方法

インタビュー協力
2021年3月鍼灸師合格
24歳/女性

鍼灸師を目指したきっかけ

――このたびはインタビューにご協力いただきありがとうございます。まずは簡単な自己紹介をお願いします。

はい。今、24歳で高校卒業してから3年間、一般企業で事務職をしていました。前々から鍼灸師になりたいと思っていて、学校通学のためのお金を貯めるために働いていたんです。実際にお金が貯まってからは、鍼灸の夜間部に入学しました。

――学生時代からの努力が実ったのですね。ちなみになぜ鍼灸師になろうと思ったのですか?

高校まで陸上部に所属していて、短距離をやっていたのですが、足を捻挫してしまい、治療院に通院しました。その時に治療してくれた先生が鍼灸師の先生で、とても良くしてくれて憧れるようになりました。私もああいう先生になりたいと思って、鍼灸師を目指しました。

――夜間部に通学した3年間はどうでしたか?

びっくりでした。というのも授業料の兼ね合いで夜間部に行ったのですが、クラスでは私が一番若くて、年長者の方ばかりで、中には50代の方もいて。ただ勉強には集中できる環境で、授業前や授業後に予習復習が一緒にできて、しっかりと学べる学校でした。

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国家試験直前の勉強方法

――この時期は国家試験直前で緊張している学生さんが多いと思います。鍼灸師の国家試験前の1ヶ月間はどんな勉強をしていましたか?

まずコロナの影響もあり、通学がほとんどできなかったので、基本は自宅で勉強をしていました。先ほどもお話した通り、クラスメイトと一緒に勉強ができたので、基礎は頭に入っていたのですが、私は経穴がとても苦手で、覚えるまでにかなり時間を使いました。

――経穴は難しいですよね。具体的にどんな方法で勉強していたのですか?

まずは教科書を読み、その後過去問や先生が作ってくれた予想問題、模擬試験の問題を解く。そして解いた後に、解答を見ながら、私自身で解説を書くという流れで勉強しました。問題を解くだけだと、解答を暗記するだけになってしまうこともあるので、どうしてこの答えなのか、理由を明記して、解説を書き、その解説が解答解説集と合っているかを確認していました。

――解説を書く。丁寧な覚え方ですね。他にやっていた勉強方法はありますか?

後は神経や血管、解剖学にも苦手意識があり、こちらも教科書を読み、過去問や先生が作ってくれた予想問題、模擬試験の問題を解くところまでは変わらないのですが、神経や血管を覚えるために、ノートに絵を描いていました。

担任の先生にも、神経や血管を覚えるには絵を描き、その絵の横に名称を書いて覚えるのが一番だと教えてもらい、ずっとやっていました。大げさではなく、毎日ノートに絵を描いて覚えていたんです。また教科書の音読も毎日やっていて、自分の身体を触りながら、名称を言う、ということを繰り返していました。

――「絵を描く」は珍しい勉強方法ですね。それだけたくさん描いていたら理解が深まりそうですね。ちなみにどれくらいの時間、勉強していたのですか?

だいたい朝は9時くらいから勉強を開始して、24時くらいまでは机に向かっていました。ただ、ずっと集中はできないので、2、3時間程度勉強して、30分から1時間休むというサイクルで勉強していました。

――毎日9時~24時まではかなりの長時間ですね。

でも、だいたい2時間くらいで集中力が切れていましたし、休憩も取っていました。眠い時はすぐ寝ていて都度休憩もとってやっていたので、そこまで苦痛には感じませんでした。またコロナがあってオンライン授業になっていたこともあり、ずっと部屋で勉強することができましたね。

――国家試験の結果はいかがでしたか?

はい。おかげさまで国家試験も合格し、2021年に無事卒業できて、今は介護施設で働きながら、夜に母校の陸上部でトレーナーをやらせてもらっています。

――これからも頑張ってください。今日はありがとうございました。

ありがとうございました。

1ヶ月前に実践していた勉強方法

  • 苦手なところの教科書を読む。
  • その後過去問、模擬試験、予想問題を解く。
  • 解答を確認した後に、解説を書き、自分の理解があっているかを確認する。
  • 神経や血管を覚えるには、絵を描いて名称を書いて覚える。
  • 自身の身体を触りながら、教科書を音読し、経穴を覚える。
  • 何時間も集中できないので、無理せず眠い時は寝る、休憩したい時は休憩する。

鍼灸師として働き始めたばかりですが、患者さまに治療して「ありがとう」と言ってもらえることがやりがいと話していました。今後は鍼灸治療だけでなく、手技ももっとできるよう尽力したいとのことでした。

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